ベビーカーも様変わりしている。昔、乳母車と言われたベビーカーは、どれも軽くておしゃれな赤ちゃんの乗り物になった。ベビーカーと言う和製英語もすっかりとなじんでいる。ベビーカーについて情報を集めてみます。
最近ではいろいろなスタイルのベビーカーを街で見かけるようになった。どれも軽そうで、おしゃれで、赤ちゃんも乗り心地がよさそうである。昔は乳母車と呼ばれていた。乳母車というと、もっとゴツイものを想像してしまう。ベビーカーという名称も和製英語であって、アメリカではbaby carriage、イギリスではperambulatorなどと呼ばれているようだ。では、そのベビーカー、その起源はというと、それほど古いものではない。19世紀中ごろ、1848年ごろと言われているが、ニューヨークでチャールズ・バートンが作ったものが最初らしい。その頃日本では幕末の時代だ。その後、バートンがイギリスに工場を作り生産を開始、イギリス王室はじめ一般市民に普及していったと見られる。形は今のものとは違い、木製の二輪車だった。子連れ狼の大五郎が乗っているのもベビーカーだ。日本では明治時代中期に入ってきた。木製のものに始まり、籐製のものがずいぶん普及したようだ。籐製の籠のようなベビーカーに、何人かの子供を乗せて、乳母が押している・・・明治、大正、昭和のドラマに出てくるシーンだ。今では、ベビーカーも生活様式にあわせて進化をとげてきている。乗せる子供の年齢や人数、親の生活スタイルに応じて選ぶとよいだろう。
ベビーカーは主に2つの種類に分けられる。A型ベビーカーとB型ベビーカーである。Aがたベビーカーは、赤ちゃんを寝かせた状態で乗せることができるので、生後1ヶ月くらいから使用することができる。B型ベビーカーは、お座りができるようになってから2歳くらいまで使用できるベビーカーだ。B型ベビーカーには、電車やバスに乗ったときや階段や人ごみでも困らないように、簡単に片手で折りたためて細くなるなど、軽くてコンパクトで便利機能をそなえたものも多い。その他の分類としていくつかのタイプのものがある。双子や年子などのための二人のりベビーカーは、シートが縦に並んだタイプと横に並んだタイプがある。三輪ベビーカーは文字通りタイヤが三輪なのだが、お母さんがベビーカーを押しながらジョギングができるというもの。海や山、悪路にも対応できる優れた機能を備えている。取り外してチャイルドシートになるものもある。車での移動には便利だろう。また、さまざまなブランドのおしゃれなベビーカーもよく見かけるし、車好きのためのジープのベビーカー、フェラーリのベビーカー、新幹線の形のベビーカー等々、機能と生活スタイルと相談して選ぶとよいだろう。ちなみに保育園のお散歩でよく見かける、子供を何人も乗せた台車みたいなのもベビーカーだ。
ベビーカーでの事故、あってはならないことだがときどきニュース等で耳にする。ベビーカー本体の構造に欠陥がある場合もあれば、使い方に問題がある場合もある。いずれにしても次代を担う大切な子供を乗せているのであるから、選ぶときも使うときも注意したいものた。最近のベビーカーは、簡単に折りたたみができたり、またさまざまな操作をするためのレバー類がついている。そういうものに指をはさんだりする事故も少なくないようだ。構造上の問題が発覚してリコールなどの場合、ニュースで発表されたり新聞紙面に発表されたりするので注意したい。国産のベビーカーなら財団法人製品安全協会の認定基準「SG基準」で安全であるとされたものを選ぶとよい。最近は、輸入ブランドも多いようだ。各国によって安全性の基準が違うので、カタログだけでなく店頭で実際にさわって確かめて購入することをお勧めする。日本人と欧米人では体格も違うので、機能だけ見て便利そうなものを選ぶと、使いにくいということもある。安全性が認められたベビーカーでも、使い方を間違えれば大きな事故につながる。電車のドアにはさまれて引きずられてしまった事故など記憶に新しい。事故を起こしてからでは取り返しのつかないことにもなりかねないので、ベビーカーの扱いには十分な注意が必要だ。自分で身を守ることができない赤ちゃんを乗せていることを常に忘れないように。